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ちいかわの初回投稿・第1話はどれ?最初の10投稿を解説
ちいかわの初回投稿は2017年5月1日公開の「くらしたい」。単行本1巻の冒頭にも置かれた一枚から、巨大シュークリーム、雨の日のカート、うさぎ、キメラまで、2019年7月までの初期10投稿を公開順にたどります。
結論:初回投稿は2017年5月1日の「くらしたい」
ちいかわの初回投稿として読む一枚は、2017年5月1日公開の「くらしたい」です。ちいかわが小さくてかわいい存在になり、嫌なことに大きな衝撃を受けたら声を上げて逃げ、疲れた場所でそのまま眠りたいと願います。目覚めた先では、同じような小さな姿と一緒に飛び跳ねて喜ぶところまで描かれます。困惑、逃走、休息、歓喜がひと息につながる、作品の原点らしい導入です。
単行本1巻でも「くらしたい」の章の冒頭に置かれているため、Xで公開された最初の一枚と、単行本から読み始める入口が重なります。「第1話」という番号を探すより、公開日と章名で見つけると迷いません。後年の討伐や長編より先に、まず“こう暮らしたい”という願いがあり、ちいかわの行動原理が早くも見えています。
初回投稿の公開日と初期シリーズの見分け方
公開順で初回の次に来るのは、2017年9月14日のナガノのくまの投稿です。皿の食べ物を次々に口へ運び、飲み物も飲み干し、満腹の喜びを全身で表してから寝床へ直行します。ちいかわの「くらしたい」と同じく、食べて満たされ、そのまま休める生活への願望が中心ですが、描かれているのはナガノのくま。初期の投稿欄には複数のキャラクターが並ぶため、姿と内容まで見るのが肝心です。
2017年10月12日には、ちいかわが自分の体ほどあるシュークリームへ埋まりながら食べる想像が登場します。食べ終えるとクリームまみれになったことと、菓子がなくなったことの両方に泣き、洗ってもらい、タオルで乾かしてもらって就寝。初回と同じ願望図でも、甘味、失敗、世話、余韻までが細やかで、愛嬌と切なさの混ざり方が鮮やかです。
最初の10投稿を公開順に読む
初期10投稿は、連続した十話の長編ではありません。ちいかわの願望図、ナガノのくまの一枚、食べ物だけを抱えた絵、書籍紹介を兼ねたうさぎの余興、名のない造形案、キメラの立ち絵が、2017年5月から2019年7月まで点々と続きます。後の物語を知った状態で読むと、完成した設定へ一直線に進むのではなく、暮らしの空想と姿の試案が少しずつ輪郭を得ていく時期だと分かります。
2017年11月の大きな帽子は、みんなにかわいいと言われたあと、その帽子を寝床にして眠りたいという想像。12月のカートは、雨と荷物で倒れるほど疲れたちいかわを、荷物ごと家の中まで運びます。2018年8月のナガノのくまは、静かな立ち姿、サングラス、食事、涙という四つの状態を説明なしで並べます。短い一枚ごとに願いの着地点が違うのが、この時期の面白さです。
| 公開日 | 描かれるもの | 見どころ |
|---|---|---|
| 2017年5月1日 | ちいかわ「くらしたい」 | 逃げる・眠る・目覚めて喜ぶ願い |
| 2017年9月14日 | ナガノのくま | 満腹からすぐ眠る理想 |
| 2017年10月12日 | 巨大シュークリーム | 食べる・洗われる・思い出して眠る |
| 2017年11月26日 | 大きな帽子 | 披露した帽子が寝床になる |
| 2017年12月10日 | 雨の日のカート | 荷物と一緒に家まで運ばれる |
| 2018年8月25日 | ナガノのくま四態 | 立ち姿・装い・食事・涙 |
| 2018年11月17日 | おにぎりを持つちいかわ | 食べる直前の小さな期待 |
| 2019年1月22日 | 書籍紹介とうさぎ | 余ったコマで跳ね回るうさぎ |
| 2019年5月3日 | 名前のない造形案 | 顔・尾・体つきのスケッチ |
| 2019年7月4日 | キメラ | 涙・羽・縞の尾を示す立ち絵 |
初期投稿で見えるちいかわの暮らし
初回から繰り返されるのは、立派な目的を成し遂げることより、しんどい瞬間のあとに安心して休みたいという願いです。シュークリームを食べて汚れたら洗ってもらう、大きな帽子で褒められたら柔らかな寝床へ戻る、雨と荷物に疲れたら家まで運ばれる。困りごとを消し去るのではなく、泣いたあとに世話や睡眠が待つところが、ちいかわらしい生活感を作っています。
2018年11月17日の一枚では、ちいかわがおにぎりを胸元に寄せ、まだかじらずに正面を向きます。食卓も相手もなく、誰から受け取ったのかも描かれません。大きな出来事の代わりに、おにぎりを両手で大切そうに支える姿だけで期待を見せる絵です。食べ物が騒動の道具になる前から、手の中の小さな喜びとして描かれていたことが伝わります。
2019年1月22日の投稿は、ナガノのくまが食べ歩き本の発売を歌って知らせ、余ったコマへうさぎを連れてくる変則的な一作です。うさぎは笑いながら跳ね、震えて叫び、最後は仰向けに転がります。物語への正式な登場案内ではなくても、説明より先に動きで性格を刻みつける登場ぶりは鮮烈です。
造形スケッチからキメラの立ち絵へ
2019年5月3日の投稿には、丸い体を基調にした複数の造形案が一面に散らされています。頭頂を黒く塗った顔、飲み物らしい容器を持つ小さな姿、長い尾を伸ばす横向きの姿、横縞の下半身と太い尾を見せる後ろ姿などが並びます。コマ枠や台詞はなく、同じ個体の変化を追う漫画でもありません。顔と体の候補を見比べる素描で、完成前の揺れそのものが見どころです。
その約二か月後、2019年7月4日にはキメラが単独の立ち絵で現れます。黒い耳先、左右へ伸びるひげ、腹の白い楕円、小さな羽、横縞の長い尾、両目から流れる涙が一体へ集約され、上部には名前も置かれます。涙の原因も相手も描かれませんが、造形だけで忘れにくい不穏さが残ります。スケッチの散漫さから、名を持つ姿の強さへ切り替わる節目です。
キメラは口を開き、舌が見える表情をしながら長い涙を流しています。かわいらしい丸い輪郭と、羽や縞の尾、理由の分からない涙が同居し、見た目だけでは感情を決め切れません。初回投稿のちいかわも泣く姿を見せましたが、こちらは前後の出来事が省かれ、見る側へ想像の余地を大きく残す一枚です。
後の長編へ進む前に押さえたい読み方
初期10投稿には、現在の長編のような編名や明確な連続事件はありません。まず公開順で眺めると、ちいかわの願望図にナガノのくまの生活、単独イラスト、キャラクター試案が挟まり、作品世界が一枚ずつ広がるリズムを味わえます。十枚を一続きの筋へ無理につなげないほうが、それぞれの食べ物、眠り、涙、動きがくっきりします。寄り道の多さまで含めて、初期ならではの自由さです。
初期を読み終えたあとは、投稿一覧で公開順を続けるか、編一覧からまとまった長編へ移ると追いやすくなります。日付を途切れず追えば一枚絵や小ネタも残り、編単位なら事件の始まりから結末までをまとめて読めます。うさぎのように初めは短い余興で強い印象を残す存在もいるため、長編だけでなく編外の一枚を挟むとキャラクターの見え方が豊かになります。
初投稿と単行本第1巻の違い
Xの初回投稿は一枚で完結し、ちいかわが望む暮らしを矢印でつないだ導入です。単行本1巻では同じ「くらしたい」が冒頭に置かれ、その先の話とともに章として読めます。初回だけをすぐ確認したいなら原作投稿、まとまった順序で読み進めたいなら1巻が向いています。同じ入口でも、一枚の発見として見るか、本の始まりとして受け取るかで印象が変わります。
一方、初期10投稿には単行本未収録のナガノのくま、単独のおにぎり、書籍紹介とうさぎ、造形スケッチ、キメラの立ち絵も含まれます。1巻の章立ちだけでは並ばない寄り道まで公開日順で見られるのが投稿一覧の魅力です。「第1話」を確認して終えるより、2019年7月のキメラまで進むと、願望中心の一枚からキャラクターの外見が立ち上がるまでの変化も味わえます。
| 媒体 | 読める範囲 | 向く読み方 |
|---|---|---|
| X初回 | 2017年5月1日公開の「くらしたい」一枚 | 初回投稿だけをすぐ確認する |
| 単行本1巻 | 同じ「くらしたい」を章の冒頭から、その先の話とともに読む | まとまった順序で読み進める |
よくある質問
ちいかわの初回投稿はいつですか?
2017年5月1日公開の「くらしたい」です。ちいかわが困ったら逃げ、疲れたら眠り、目覚めた先で喜びたいと願う一枚です。
ちいかわの第1話は単行本にも入っていますか?
はい。初回投稿の「くらしたい」は、単行本1巻の同名章の冒頭に置かれています。
最初の10投稿は連続した物語ですか?
連続長編ではありません。ちいかわの願望図、ナガノのくま、うさぎの余興、造形スケッチ、キメラの立ち絵などが公開順に並びます。