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セイレーンの怖いシーンはどの回?原作投稿で流れを解説

セイレーンの代表的な怖い場面は第8巻・島編の「セイレーンと人魚」から「島を守ろう」に登場。水上の追跡、集落と洞窟、つり橋、カレーを使った対決まで、原作X投稿で流れを追います。

代表的な怖いシーンは第8巻・島編の5章で読める

セイレーンの代表的な怖いシーンは一つの回だけではなく、第8巻・島編の「セイレーンと人魚」「大変だ」「捜そう!!」「はぐれちゃった」「島を守ろう」にまたがっています。終盤の対決場面を探しているなら、カレーを食べたセイレーンの顔が赤くなり、歌声まで乱れる「島を守ろう」の後半が目印です。水上の追跡から順に読みたいなら、赤い目で小舟を追う「セイレーンと人魚」から始まります。

怖さの種類も章ごとに違います。水上では巨大な相手に追われる怖さ、集落では誰が狙われるか分からない怖さ、洞窟では捕らえた者を淡々と扱う怖さ、森では逃げ場を蔓や壊れた橋に奪われる怖さへ変化します。最後は辛さに苦しむセイレーンと逃げ惑う島民が同じ画面に入り、襲う側と怯える側が単純に固定されません。章をまたいで追うと、目の色、口元、器、蔓、尾と、怖さを担うものまで移り変わります。かわいらしい歌声が緊張の合図へ反転していく、長い追跡劇です。

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「セイレーンと人魚」赤い目と水上の追跡

水上で強く印象に残るのは、小舟に乗るちいかわ・ハチワレ・うさぎの前へセイレーンが水面から現れる場面です。それまで三人は小さな人魚の歌に合わせていましたが、巨大なセイレーンの目が赤く変わると空気が一変。三人は櫂で舟を離そうとし、セイレーンは水をかき分けて追ってきます。やがて波が舟を大きく持ち上げ、三人ごと空中へ放り出します。

小さな人魚と巨大なセイレーンが同じ水面に並ぶため、体格差は説明なしでも伝わります。横で浮かぶ人魚たちの小ささが、赤い目と水を押し分ける体の大きさをいっそう強めます。三人が武器ではなく櫂を握り、まず逃げることを選ぶのも、相手の規模を端的に示す動きです。穏やかな合唱から追跡と転覆の危機までを一気に進める、鮮やかな恐怖の幕開けです。

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「大変だ」犯人探しが集落への襲撃に変わる

たき火を囲む場面で、セイレーンは仲間の人魚が一人減り、三人の合唱も体につく虫を取ることもできなくなったと話します。ハチワレが人魚を食べる話を聞いた覚えがあると口にしたことで、疑いは島の住民へ向きます。別の投稿では、本の豆知識に人魚の肉と永遠の命を結び付ける噂が載り、失踪に利害が絡む可能性まで見えてきます。悲しみの理由が分かるほど、この後の行動が止めにくくなる構図です。

「大変だ」では、セイレーンが人魚たちを頭に乗せて集落へ現れ、口元には島民らしい小さな者が見えます。人魚たちは村から誰かが出てきたことも伝え、三人は手掛かりを考え始めます。周囲が逃げるなか、ラッコが犯人を捜しているのかと尋ねると、セイレーンは名乗り出るまで食べ続けるという趣旨で答えます。犯人と無関係かもしれない者まで危険にさらすため、仲間を失った怒りはその場で無差別な脅威へ変わります。理由に同情できても行動は受け入れられない、その食い違いが薄ら寒い章です。

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「捜そう!!」洞窟の器と逃げ場をふさぐ蔓

洞窟では、ラッコが蔓で縛られて宙づりにされ、近くの白い器には小さな二人が茶色い液に浸けられています。ラッコがやめるよう叫んでも、セイレーンは気のない返事をし、器にふたを置きます。さらにラッコを引き寄せて体を見回し、何かが無いと確かめた後、器を開けて味の染み具合を気にします。泣き声と悲鳴のそばで作業のように手を進める落差が、洞窟の静かな怖さです。

森で捜索隊と出会ったセイレーンは、ちいかわたちが犯人を連れてきたのだと早合点して明るく歌い始めます。しかし意図が違うと分かる方向へ進むと表情が変わり、周囲に黒い影と大きな葉が現れ、植物が急速に伸びて一行を囲みます。話し合いの場がそのまま逃げ場のない空間へ変わるため、次の一手を考える余裕がありません。陽気さと危険が同じ人物の中で隣り合う、不安定さの際立つ場面です。

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「はぐれちゃった」つり橋と飴を使った逃走

仲間とはぐれたちいかわは、薄暗い茂みからつり橋へ出たところで、歌声のような音とともにセイレーンに掴み上げられます。手にしていた先のギザギザした道具を突き立てると、セイレーンは痛がって手を離しますが、橋はすでに傷み、板の残る場所を選ばなければ進めません。大きな手から逃れても足元が崩れかけているため、助かった瞬間が安全につながらないのが厳しいところです。

丘では、セイレーンと頭上の人魚たちが声を張り上げ、身を伏せていたちいかわとハチワレに気づきます。ちいかわはポシェットを探り、包み紙に入った飴を投げます。セイレーンの目が飛んでいく飴を追った一瞬に、ちいかわは反対側へ走り出します。正面から勝てない相手に、小さな道具と食べ物で数秒の隙を作る逃走です。機転のかわいらしさより先に、再び追われる緊張が立ち上がります。

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「島を守ろう」歌とカレーがぶつかる対決

「島を守ろう」では、セイレーンが人魚を頭に乗せて歌い、ちいかわ・ハチワレ・うさぎ・ラッコ・シーサーたちはカレーを使う準備を進めます。うさぎが大きなさじを掲げて突っ込むと、セイレーンは許すつもりはないと言いながら料理だけは受け取ります。ところが最初のカレーはおいしいと評され、ライスまで求められます。命がけの策を食事として楽しむ反応は、圧倒的な力の差を笑いに変えた場面です。

仲間たちは激辛唐辛子を使う機会を探り、歌で勢いを弱めようとしながらカレーをもう一度届けます。料理を口にしたセイレーンは顔を赤くし、目を回して声も乱しますが、その後は泣き叫びながら大きな尾を振り回します。尾に打たれた島民を見て本人も口を押さえて固まり、周囲は悲鳴を上げて逃走。島二郎が拡声器で襲撃をやめるよう呼び掛けると、暗がりから泣き声が返ります。怒り、苦痛、驚きが短く入れ替わり、敵役だけでは収まらない表情を残します。

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ファン考察:怖いのはセイレーンか、追い詰められた島民か

映画を見たファンの投稿では、終盤、辛さに苦しむセイレーンへ、追い詰められた島民が武器を持って近づく場面を怖いとする感想があります。別の投稿では、弱った相手を囲む構図がかごめのようだった、個別の顔が描かれない島民が群集心理で騒ぐ様子が不気味だった、という見方も示されています。少なくとも確認できた感想では、恐怖の矛先はセイレーンだけに向いていません。

また、セイレーンは島へ立ち寄っただけで、島民が食べ物を差し出して歓迎したことが引き止める分岐だったのではないか、という考察もあります。これはファン個人による因果の読みです。それでも、相手を恐れて食べ物を渡す行為が後の関係を作ったという見方は、対決の単純な善悪を揺らします。巨大な相手の暴力と、集団になった小さな者の圧力が鏡のように並ぶところに、島編らしい後味があります。

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よくある質問

セイレーンの怖いシーンは原作のどの回ですか?

第8巻・島編の「セイレーンと人魚」「大変だ」「捜そう!!」「はぐれちゃった」「島を守ろう」にあります。カレーを使う対決を探しているなら「島を守ろう」です。

セイレーンがちいかわを追う場面はどの章ですか?

小舟を追う場面は「セイレーンと人魚」、つり橋や丘でちいかわを追う場面は「はぐれちゃった」です。

セイレーンはなぜ島民を襲うのですか?

仲間の人魚が一人減り、島の誰かに食べられた可能性を疑ったためです。犯人が名乗り出るまで食べ続けるという趣旨の発言が、襲撃の危険さを示します。

このサイトについて

電子版8巻(1,181ページ)を通読して、公式もくじの134話にX投稿1,569件をひも付けた非公式の読書ナビ。見出しは単行本の表記のままです。

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